コンテナ船の船長が、船主に提出した報告書の内容が出たようですが。。。
「コンテナ船の船長が、船主に提出した報告書」そのものが報道に回ったものでなければ、「コンテナ船の船長が、船主に提出した報告書」を船主が要約しマスコミに伝え、それをマスコミが解釈するというプロセスで、いくらでも内容が変わってしまいますが。。。
> フィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」は時速18ノット(約33キロ)で東京湾へ向けて航行。
> 17日午前1時15分、見張り2人が左舷40度の3カイリ(約5.6キロ)離れたところにイージス艦「フィッツジェラルド」がいるのを発見。
> その5分後、イージス艦が「突然」動き、そのままの針路では衝突しそうに見えたことから、コンテナ船は手動で操舵しながら、注意を引くためライトを点滅させた。
> 米艦は針路を維持したままのように見えたという。
> コンテナ船は右へ一気に舵を切ったが、午前1時30分、両船は衝突した。
この内容なら、米艦は停泊状態から急加速して接近したことになり、コースは横切りに近くなります。
が、当初、コンテナ船側の報告では、「同じ方向に進んで」とあったので、ぜんぜん異なってきます。
17日午前1時15分以前には、米艦の存在を視認していなかったのかどうか。。。
3海里といえば、大昔、大砲の弾が届くとされる距離で、それか領海の根拠となっていましたが。。。
夜間で船体そのものが見えなくても、灯火で確認はできるものです。
それ以前に、レーダーで周辺状況は把握すべきで。。。
そもそも、注意を引くためライトを点滅よりも、衝突警報の汽笛です。
また、この報告どおりのことが起きたとして、
だったら接触後、なぜもとの針路に戻って30分も航行したのか。。。
コンテナ船の航路

衝突の1:30前後の拡大

東に進んでいて、1:30頃に衝突時に、90度南に向かい、東に約30分進んで反転、現場海域に戻っていることがわかります。
18ktがスピードだし過ぎなんてコメントも散見されますが。。。
シーランド社のコンテナ船SL7型は、26ktで太平洋を走ります。
コンテナ船は、定期運行なので、別に普通にありえる速度です。
DDG62 Fitzgerald です。

平成26年6月14日 横須賀港
⇒2017.6.17 アメリカ海軍のミサイル駆逐艦と、コンテナ船が衝突する事故がありました
⇒2017.6.17 アメリカ海軍のミサイル駆逐艦と、コンテナ船が衝突する事故がありました (その2)
⇒2017.6.17 アメリカ海軍のミサイル駆逐艦と、コンテナ船が衝突する事故がありました (その3)